三井住友、米ジェフリーズと資本業務提携「検討は事実」

［東京　１４日　ロイター］ - 三井住友フィナンシャルグループ（ＦＧ）は１４日、米証券会社のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの資本業務提携に関する報道について「検討していることは事実」とする声明を発表した。事情に詳しい関係者によると、近く正式発表する方向で進めているという。三井住友ＦＧ傘下の三井住友銀行が発行済み株式の約５％を取得する。

ジェフリーズは２０２０年に三井住友ＦＧ傘下のＳＭＢＣ日興証券と米国株式のリサーチでの提携を確立しており、今回の提携により両社は協業をさらに加速させる。

三井住友グループは今年に入り海外事業を一層強化している。直近ではインドのノンバンク、フラートン・インディアの買収を発表。そのほか、ベトナムの消費者金融最大手ＦＥクレジットやフィリピンの銀行大手リサール商業銀行への出資も公表している。