- 2021/07/15 掲載
米景気「一段と力強さ」=物価上昇に懸念広がる―FRB報告
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は14日公表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)で、5月下旬から7月初めの経済が「一段と強さを増した」と、前回の「緩やかに拡大」から景況判断を引き上げた。ただ、物価上昇への懸念が企業の間で広がっている様子も示された。
新型コロナウイルスのワクチン普及を受けた経済再開に伴い、運輸や観光、製造業などで景況の改善が進んだ。一方で原材料や人手などの供給不足がより広範に及んだ。半導体不足で生産が遅れている自動車部門については、需要に販売が追い付いていない実態も明らかとなった。
【時事通信社】 〔写真説明〕米連邦準備制度理事会本部(ワシントン、EPA時事)
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