- 2021/08/05 掲載
21年度設備投資、12%増=脱炭素、デジタル化で持ち直し―政投銀調査
日本政策投資銀行が5日発表した2021年度の設備投資計画調査によると、大企業の国内投資額は前年度実績比12.6%増になる見通しだ。新型コロナウイルス感染症の影響で20年度は9年ぶりのマイナスになったが、コロナ禍で見送った投資の実行に加え、脱炭素化やデジタル化に向けた投資も増え、製造業を中心に持ち直す。
内訳は、製造業が18.6%増、非製造業が9.7%増。業種別では、電気機械が39.1%の大幅増。電気自動車(EV)や半導体などで脱炭素化、デジタル化関連の投資が加速する。化学もEV向け材料や医薬品などの投資が増加する。
【時事通信社】
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