• 2021/08/06 掲載

UBSグローバルウェルス、日本株やエネルギー・金融株に強気

ロイター

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[6日 ロイター] - UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、米国および世界の新型コロナウイルス禍からの経済再開に関連したリフレトレードを選好している。マーク・ハフェル最高投資責任者(CIO)は5日、ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで、日本株、金融・エネルギー株など株式に強気だと述べた。

ハフェル氏は「インフレがすべてデフレ的レベルに戻ることはない」と述べた。

新興国市場については、最近の中国の規制強化、新興国でのワクチン接種の遅れから短期的に不透明感があるとし、長期的にはバリュエーションは魅力的と述べた。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの運用資産は3兆2000億ドル。

ハフェル氏は、株式市場はバブルではないとの認識を示し、米S&P総合500種指数は企業の好業績や米連邦準備理事会(FRB)の継続的な政策支援により、現在の水準から「小幅上昇」すると予想した。「株がバブルだとしたら、債券バブルほど大きくないと思う」と語った。

新型コロナウイルスの感染力の強いデルタ型変異株への懸念から、回復時期が若干後ずれしたとし、FRBは雇用の目標が達成されるまで政策正常化には着手しないと予想。「FRBは、物価目標について平均物価目標に変更したため、様子見する余裕がかなりある」と述べた。

バーナンキFRB議長(当時)が緩和縮小に言及したため市場が混乱した2013年型のテーパータントラムは起こっていないとし、「パウエルFRB議長はそのような事態を避けたいと考えている。実行前にあらかじめ利上げなどのシグナルを送るだろう」と述べた。

米10年債利回りは今年後半に2%に近づくと予想。ハイグレード債はリスクがあるとして「アンダーウエート」にしていると述べた。「歴史的に金利は非常に低く、危機時に安定をもたらすという意味で(ハイグレード債)がポートフォリオ上で同じ役割を果たせるとは思えない」と述べた。

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