- 2021/08/07 掲載
米7月雇用統計、コロナ要因の未就職者減少 デルタ株の影響限定
調査によると、7月に事業閉鎖や業務縮小により仕事ができない、または労働時間が短縮された人は約515万人と、前月の約621万人から減少した。
また、パンデミックを理由に求職活動を行っていない人は160万人と横ばい。ただ、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア系ではわずかに増加した。
7月の在宅勤務者も引き続き減少。16歳以上の在宅勤務者の割合は約13.2%と、6月の14.4%から低下した。
今後の雇用の増加ペースはコロナ感染者数の増加に伴う混乱になお左右される可能性がある。JPモルガンのアナリストは、「一部の旅行や娯楽への支出は減少しているが、レストランへの支出は感染が拡大した冬期に比べはるかに緩やかな減少にとどまっている」とし、他国の状況を見るとデルタ株の影響は一時的になる可能性があるとした。
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