- 2021/08/07 掲載
アフリカ系米国人で求職断念広がる、失業率改善も雇用者数は減少
7月は約25万人のアフリカ系米国人が離職し雇用者数は1万2000人減少した。一方、白人やヒスパニック系、アジア系の雇用者数は増加した。
アフリカ系米国人の労働参加率も60.8%と前月から0.8%ポイント低下。6月にはアフリカ系米国人の労働参加率が白人を上回ったが、7月は白人の労働参加率が61.6%と再び上回った。
アフリカ系米国人の女性の失業率は7.6%。依然として新型コロナウイルス危機前の2020年2月時点を2.7%ポイント上回っている。アフリカ系米国人の男性の失業率は8.4%で、危機前の水準を2.4%ポイント上回った。
一方、白人女性の失業率は4.5%、白人男性は4.9%で、危機前の水準をそれぞれ1.7%ポイント、2.1%ポイントしか上回っていない。
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