- 2021/08/13 掲載
欧州委、携帯充電器の域内共通化に向けた法案提出へ=関係筋
関係者によると、欧州委は現在法案を策定中。詳細は明らかにされていない。欧州議会の議員は昨年、環境面でのメリットやユーザーの利便性を理由に充電器の共通化に圧倒的多数で賛成した。
欧州委が2019年に実施した調査によると、18年に域内で携帯電話とともに販売された充電器のうち、半数が「マイクロUSBタイプB」コネクタ、29%が「USBタイプC」コネクタ、21%が「ライトニング」コネクタが使用されていた。
米アップルは、EU主導の充電器共通化はイノベーションを阻害する上、消費者が新たな充電器への切り替えを余儀なくされれば、電子デバイスの廃棄につながると警告。業界がUSBタイプCに移行する中、法案は不要とした。
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