- 2021/08/13 掲載
米ディズニー、4─6月期決算が予想上回る テーマパーク黒字化
株価は引け後の時間外取引で5%高となった。
特定項目を除く1株利益は0.80ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は0.55ドルだった。
「ディズニー+(プラス)」、「Hulu」、「ESPN+」の3つの動画配信サービスで1500万人近い新規契約者を獲得し、合計で約1億7400万人となった。ディズニープラスの第3・四半期末の契約者数は1億1600万人で、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の1億1520万人をわずかに上回った。
PPフォアサイトのアナリスト、パオロ・ペスカトール氏は「ディズニーは動画配信サービスに注力している。ネットフリックスと並び、ディズニープラスが欠かせない動画配信サービスになっていることは明らかだ」と述べた。
ディズニーのテーマパークはパンデミック関連の規制が緩和されたことを受け、来場者が増加。テーマパーク部門の売上高は5四半期ぶりに増加し、43億4000万ドルとなった。
同部門の純利益は3億5600万ドル。大半のパークが閉鎖された前年同期には19億ドルの損失を計上していた。
総売上高は45%増の170億2000万ドルと、アナリスト予想の167億6000万ドルを上回った。
継続事業ベースの純利益は9億2300万ドル(1株当たり0.50ドル)。前年同期は47億2000万ドル(同2.61ドル)の損失だった。
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