• 2021/08/13 掲載

前場の日経平均は小反発、週末で見送りムード強く一進一退に

ロイター

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[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比27円99銭高の2万8043円01銭となり、小反発した。前日の米国株式市場が上昇したことを受けて買い優勢で始まったものの、週末とあって全体的に見送りムードが強まり一進一退。

前日に通期業績見通しの上方修正を発表したリクルートホールディングスが大幅上昇し、時価総額で10兆円を超えるなど、好決算銘柄を物色する動きは続いている。

12日の米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が、3日連続で終値ベースの最高値を更新。ハイテク大手が上昇を主導した。米新規失業保険申請件数の3週連続での改善も好感された。

米株高を好感してしっかりとなっているものの、週末で新規のポジションが取りにくいため、上値を積極的に追う動きとなっていない。反対に、企業決算が好調で売りポジションも取りにくく、一時的に日経平均がマイナスに転落しても、総じて底堅い展開となった。

東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏は「好決算が相次ぐ状況から、ただでさえ割安感がある日本株は売り込めなくなっている」と指摘。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動再開期待の後退で、一時は日本株を外す動きもあったが、「それも完全に一巡したのではないか」と述べた。

TOPIXは0.25%高で午前の取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆2252億1900万円。東証33業種では、サービス業、鉄鋼、精密機器などが上昇、空運業、陸運業、繊維業などが値下がりした。

個別では、リクルートホールディングスが急上昇し東証1部の売買代金ランキングで第1位。業績予想を上方修正したJFEホールディングスが買われたほか、トヨタ自動車、ソニーグループなどの主力銘柄もしっかり。半面、ファナックや東芝などが軟化し、東京エレクトロンなど半導体関連株の一角がさえない。

東証1部の騰落数は、値上がりが974銘柄、値下がりが1088銘柄、変わらずが118銘柄だった。

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