- 2021/08/13 掲載
中国、上期に多数の炭素集約型プロジェクト発表=調査
上期に発表された石炭火力高炉のプロジェクトは18件で、昨年1年間に発表された件数を上回った。その他にも、石炭火力発電所ユニットのプロジェクトが43件発表された。
調査は、米グローバル・エナジー・モニター(GEM)とフィンランドのセンター・フォー・リサーチ・オン・エナジー・アンド・クリーンエア(CREA)が共同で実施。
GEMの石炭プロジェクト担当ディレクター、クリスティーヌ・シアラー氏は「他国は脱石炭の必要性を理解しているが、中国の石炭関係者が足を引っ張っており、中央政府も石炭関係者を取り締まっていない」と述べた。
中国政府は、2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、2026年から石炭消費量の削減を開始する方針を示している。
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