• 2021/08/14 掲載

キャンピングカー販売好調=「密」避け、手軽な旅行人気

時事通信社

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キャンピングカーの販売が好調だ。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「密」を避けて個人や家族で手軽に楽しむ旅行が人気となっている。キャンプ場以外での使用例も増え、「一部のアウトドア好き」のイメージがあった車中泊旅行が普及するかもしれない。

「2020年の契約総額はコロナ禍前の19年の2割増」―。キャンピングカー大手ナッツ(福岡県遠賀町)の荒木賢治社長は売れ行きをこう強調する。増加傾向は21年に入っても続き、受注好調で生産が追い付いていない。納車まで1年半かかる車種もあるという。

1000万円以上の本格車種もあるが、売れ筋はトヨタ自動車の商用バン「ハイエース」などがベースの500万円前後。「手頃な価格と約半年の短い納期がビギナー需要をつかんだ」(荒木氏)という。

キャンプ場のイメージがあるキャンピングカーだが、実際は地方の「道の駅」や車中泊施設で利用されることが多い。業界団体の日本RV協会の担当者は「食事は外食などで簡単に済ませ、家族やペットと旅を楽しむスタイルが30~60歳代の人気を呼んでいる」と話す。

キャンピングカーの国内保有台数は16年に10万台を突破。20年は16年から約3割増の12万7400台に増加した。「コロナ禍でテレワークや災害時の活用といったレジャー以外のニーズも高まってきた」(荒木氏)といい、今後も需要の拡大が見込まれる。

【時事通信社】 〔写真説明〕新型コロナウイルスの影響で販売台数が伸びているキャンピングカー(ナッツ提供)

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