- 2021/08/16 掲載
中国、機関投資家19社を処罰 IPOの価格設定巡り
中国は2019年半ばに、新興企業向け市場「科創板(STAR)」を開設し、米国式の登録制新規株式公開(IPO)制度を導入した。
中国証券協会(SAC)は13日、科創板へのIPOを巡り上海証券取引所と実施した最近の調査で、19の機関投資家に問題が見つかったと明らかにした。
内部統制の弱さや価格設定、手続き方法や関連書類の保管に関する問題などが発覚したという。ただ、処罰対象機関は明らかにしていない。
SACによると、規制当局はIPOの価格設定における秩序を維持し、投資家を保護するため監督を強化し、不正行為に対する罰則を強化する方針という。
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