• 2021/08/17 掲載

緩和縮小9月発表を支持へ、雇用統計好調なら=米ボストン連銀総裁

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[16日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は16日、力強い雇用統計がもう1カ月続けば、資産買い入れ縮小を開始するための米連邦準備理事会(FRB)の要件が満たされる可能性があるとの見方を示した。

同総裁は米CNBCのインタビューで「2カ月連続で90万人超の雇用を創出しており、失業率は0.5%ポイント低下して5.4%になった」と指摘。「次の雇用統計も強い内容であれば、テーパリング(量的緩和の縮小)プログラム開始の用意が整ったと9月に発表することを私は支持するだろう」と述べた。

FRB当局者は昨年12月、インフレと雇用の目標に向けて「さらなる著しい進展」があるまで現行の月額1200億ドルの資産買い入れを継続すると表明した。

ローゼングレン総裁はインフレ率については既に要件を満たしているとの認識を示した上で、国債と住宅ローン担保証券(MBS)の購入をそれぞれ同じ規模縮小することを支持するとの考えを繰り返した。また、プログラムは来年半ばまでに完了すべきとした。

同総裁は来年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

総裁は、経済はまだ完全雇用に達していないと指摘。また、自身は来年のインフレ率が2%を上回ると予想しているとしつつ、当局者は見通しが実現するかどうか見極める必要があると述べた。

新型コロナウイルスのデルタ株については、流行期初期のような広範囲の閉鎖につながる公算は小さいと指摘。ワクチン接種が進んでいることを理由に挙げた。

ただ、一部の人々が旅行や飲食店利用について懸念するようになれば問題になりそうだとした。こうした活動がこの夏のサービス部門における雇用の伸びに貢献したためという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます