- 2021/08/18 掲載
年末のテーパリング「妥当」も、労働市場に緩み=ミネアポリス連銀総裁
「(テーパリングを)今年末にするのか、来年初めにするのかについては多くの議論がなされているが、妥当な範囲と考えられる」と指摘。また、テーパリングの行為そのものではなく、時期が問題になっていると語った。
一方、利上げについては、完全雇用に到達しない限り行わないと連邦準備理事会(FRB)は明言しており、まだ「数年先」のことになるとした。
新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)が発生していなければ、今でも600万─800万人相当の人が職に就いていると指摘、国内の労働市場には依然として「多くの緩み」があると強調した。最近の高インフレは長続きしない可能性が高く、労働者が市場に復帰すれば収束すると予想。ただ、感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」が回復を遅らせかねないと警告した。
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