- 2021/08/19 掲載
スマホ決済、加盟店から利用料=ペイペイ、10月から1.6%
スマートフォン決済大手、PayPay(ペイペイ)は19日、中小の加盟店に無料で提供してきた決済システムの利用を10月から有料にすると発表した。手数料は決済額の最低1.6%。ペイペイのほか、主なスマホ決済各社も加盟店獲得のための手数料無料キャンペーンを9月末までに終える見通し。
加盟店の負担が増え、取り扱うスマホ決済の選別が進む可能性もある。
年商10億円以下のペイペイ加盟店は10月以降、決済機能のみの利用なら1.98%、アプリ上でクーポン発行などができる有料サービスを使う場合は1.6%の手数料を売上金額から差し引かれる。中山一郎社長はオンライン形式で記者会見し、「店舗にも当社にも持続可能で透明性が高い手数料だ」と語った。国内のスマホ決済手数料では最低水準になるという。
有料化に併せ、2022年3月まで最長6カ月間、決済総額の3%(最大100万円)を加盟店に還元する施策も実施する。
【時事通信社】
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