- 2021/08/20 掲載
英消費者信頼感指数、8月はコロナ禍のピークから低下=GfK
ただGfKは、調査結果の傾向は依然上向きと指摘。GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・スタットン氏は、「今後1年の個人の財務状況は引き続き上向きの見通しで、年内から来年の経済動向にとって良い兆候となっている」と述べた。
また、「興味深いことに、今月は高額な買い物に対する意欲を示す指数が5ポイント低下したが、貯蓄を示す指数が5ポイント上昇してバランスをとった形となり、消費者が支出から貯蓄へのシフトを検討している可能性が示唆された」と述べた。
特に、より富裕な家計が新型コロナウイルス禍で積み上げた貯蓄をどの程度の速さで支出に回すかが、英景気回復持続のカギになるとみられている。
新型コロナの変異株が拡散する中でも、第2・四半期の経済成長率は4.8%だった。先週公表されたロイターのエコノミスト調査によると、今四半期の成長率は2.6%と予想されている。
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