- 2021/08/20 掲載
「困る」「怖い」=顧客から不安の声―みずほ障害
みずほ銀行とみずほ信託銀行全店では20日朝からシステム障害で店頭取引ができなくなり、顧客は不安の声を上げた。行員らは現金自動預払機(ATM)への誘導や案内のポスター掲示など対応に追われた。
東京都文京区のみずほ銀行駒込支店を訪れた90代の女性は「遺産関係の手続きで来た。いつも使っているが、こういうことがあるようでは」と困惑顔。同店を利用した男性(72)は「別の銀行も使っているが(利用の)頻度はみずほが多い。何かあったときに下ろせないと困る」といら立ちをにじませた。
東京・池袋駅のATMを利用した30代男性会社員は「トラブルが続いているので今後も何か起こりそうで怖い」と危惧。東京都江戸川区の西葛西支店を訪れた50代の女性経営者は「以前の不具合では振り込みのタイミングでATMが利用できず慌てた。いつも使っているが不安が残る」と度重なる障害に懸念を示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕システム障害が起きたみずほ銀行=20日午前、東京都文京区 〔写真説明〕みずほ銀行店頭に張り出された、システム障害発生を伝えるお知らせ=20日午前、東京都文京区
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