- 2021/08/30 掲載
ブレイナードFRB理事、政権移行チームやウォーレン議員と1月会談
現在、証券取引委員会(SEC)委員長を務めるゲイリー・ゲンスラー氏ら、「バイデン・ハリス・FRB移行チーム」のメンバーと、1月8日に1時間にわたって会談した。
会談についてはブルームバーグが先に報じた。FRBが、ロイターの要請を受け、ブレイナード理事のスケジュール表を明らかにした。
ブルームバーグによると、ブレイナード理事は、銀行監督担当の副議長への起用が検討されているもよう。副議長のポストは今年秋に空く。クオールズ副議長(銀行監督担当)の後任となる。
ブレイナード理事は、2月と5月に大統領経済諮問委員会(CEA)のメンバーとも短時間、電話で協議。
1月21日には、FRBの金融規制のあり方に批判的な上院銀行委員会のウォーレン議員とも20分間、電話で会談した。FRBの規制に批判的なシェロッド・ブラウン上院議員とも4月7日に会談している。
2月には、ウォール街の規制強化を訴える非営利団体ベター・マーケッツのデニス・ケレハー代表とも会談。同団体はバイデン政権に対し、次期FRB議長候補について、パウエル現議長も含め、「妥協しない徹底した包括的な評価」を行うよう求めている。
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