- 2021/08/31 掲載
中国製造業景況指数、50.1=5カ月連続低下―8月
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した8月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.1となり、前月から0.3ポイント下がった。低下は5カ月連続。新型コロナウイルスの感染再拡大が響いた。
景気の拡大・縮小を判断する節目の50は1年6カ月連続で上回った。主要構成指数を見ると、生産はおおむね安定していたものの、コロナ禍に伴う需要減退を反映して新規受注は節目を下回った。
一方、サービス業の動向をカバーする非製造業PMIは47.5と5.8ポイント低下し、1年6カ月ぶりに節目を割り込んだ。道路運送や空運、宿泊、飲食などが不振だった。統計局の専門家は感染再拡大が「回復途上にあったサービス業に大きな打撃となった」と指摘した。
【時事通信社】
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