- 2021/08/31 掲載
中国アルミ製錬各社、「不合理な価格高騰」への対応協議
同日の上海先物取引所のアルミ相場は一時4.2%高の2万1550元(3332ドル)と、2008年8月以来の高値を付けた。国内の製錬地域では発電網への負担軽減を目的に生産制限措置が取られており、供給不足への懸念が高まっている。
CNIAの調査機関、安泰科によると、会合に参加したのは国営の中国アルミ(チャルコ)、民間最大手の中国宏橋集団など10社。
参加企業は、アルミのオフシーズンである第3四半期(7─9月)の需給には「明らかなギャップ」はなく、今後は効率性を改善することでコスト上昇に対処していくことで合意した。
安泰科は声明で「各社は引き続き供給を確保し、市場の期待を安定させる」と指摘した。
またCNIAによると、参加企業は会合で、アルミ価格を「合理的な水準に保つことは業界の安定と長期的な発展につながる」との意見でまとまった。
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