- 2021/09/01 掲載
シェル、25年までに英国内に5万の充電ステーション設置
この計画は、シェルが2月に買収した路上EV充電事業を手掛けるユビトリシティを通じて行われる。ユビトリシティは英国内で約3600の充電設備を運営している。
英政府は2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、国内のEV普及を後押ししている。こうした中、シェルもEV充電設備の拡充を進める。英国ではまた、2030年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売が禁止される。
政府報告書によると、現在英国内に2万5000の充電ステーションがあるが、2030年までには28万─48万の充電ステーションが必要になる見通し。
シェルは、英国内の充電設備拡充を支援するため、地方自治体が充電設備を設置する際の資金調達を支援する。この取り組みに関連するコストを明らかにしていないが、充電ステーションで電力を販売して収益を得る計画という。
シェルは、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする戦略の一環として、世界で展開するEV充電ステーションを現在の6万超から2025年には50万に増やす計画。
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