- 2021/09/01 掲載
仏製造業PMI、8月改定値は57.5 6カ月ぶり低水準
これは6カ月ぶりの低水準。原材料不足や輸送の遅れが引き続き重しとなっている。
速報値の57.3からはわずかに上方修正された。好不況の分かれ目となる50を依然として大幅に上回っている。
IHSマークイットのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「フランス製造業の経済状況は依然として良好だ。もっとも、生産と新規受注の増加ペースがさらに鈍化しており、かなり以前にピークを過ぎたことが分かる」と指摘。
「原材料不足、納期の遅れ、強い価格上昇圧力が、いつ大損害をもたらすのか、懸念が高まり始めている」と述べた。
製造業は、世界的な半導体不足を受けて、生産に遅れが生じている。サプライチェーンの混乱を受けて、値上げを迫られる企業も相次いでいる。
フランスの今年の経済成長目標は6%。
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