- 2021/09/02 掲載
NY株、3日続落=雇用回復鈍化を懸念
【ニューヨーク時事】1日のニューヨーク株式相場は、雇用回復ペース鈍化への懸念が広がり、3日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比48.20ドル安の3万5312.53ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数の終値は50.14ポイント高の1万5309.38と、史上最高値を更新した。
米民間雇用サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用報告は、非農業部門の民間就業者数が前月比37万4000人増と、市場予想を大きく下回った。新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を背景にした雇用回復ペースの鈍化が意識され、景気動向の影響が大きい銘柄で売りが強まった。
【時事通信社】
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