- 2021/09/13 掲載
シドニー空港がデューデリ権限付与、174億ドルへの買収案上げ受け
豪州のIFMインベスターズ、QSuperとAustralianSuper、米グローバル・インフラストラクチャー・パートナーズから成るコンソーシアムであるSAAがシドニー・エアポートに今回提示した買収額は1株当たり8.75豪ドル。これまで8.25豪ドル、8.45豪ドルを提示したが、いずれもシドニー・エアポート取締役会が不十分だとして拒否していた。
買収額引き上げ発表前となるシドニー・エアポート株の10日終値は8.00豪ドル。
買収が成功すれば過去最大級の豪企業買収となる。
シドニー・エアポートによると、SAAは守秘義務契約に署名した後に4週間かかるとみられる非独占的デューデリジェンス権限が付与された。
SAAの広報担当者は、シドニー・エアポートの発表を歓迎しており、取引をまとめるために同社の取締役会と協力することを楽しみにしていると述べた。
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