- 2021/09/13 掲載
米ノババックス、来年にコロナワクチン20億回分供給の見通し
同社はモルガン・スタンレーが開催した医療関連会議で、第4・四半期の米食品医薬品局(FDA)への緊急使用申請に向けて開発は順調に進んでいると説明した。同社は6月、国内で行った後期臨床試験で同ワクチンの有効率が90%を上回ることを確認したと発表している。
今年第3・四半期末までにワクチンを月間約1億回分生産し、第4・四半期にはこれを同1億5000万回分に引き上げるという。
ジョン・トリッチーノ最高商務責任者(CCO)は「わが社は特に現在の世界でのワクチン接種率を考慮して、既に2022年下期と2023年初期の供給に関して協議している」とし、追加接種(ブースター接種)戦略でワクチン需要が拡大すると付け加えた。
ノババックスはここ数カ月、世界的にワクチンの供給契約を締結している。8月には欧州連合(EU)欧州委員会と2億回分の契約に調印した。
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