- 2021/09/13 掲載
供給網全体でCO2実質ゼロ=50年度の新目標―日立
日立製作所は13日、2050年度までにサプライチェーン(供給網)全体で排出する二酸化炭素(CO2)を実質ゼロにする新たな目標を公表した。従来は10年度比で8割削減する計画だったが、世界的な脱炭素化の流れを受け、対応を加速させる。
目標達成に向け、グループの調達額の7割を占める主要取引先800社とCO2排出削減計画の策定を進める。自社の生産では30年度までに実質ゼロを実現する方針で、脱炭素化の取り組みを3万社に上る取引先全体に波及させたい考えだ。
ドーマー副社長は「都市や政府、企業のCO2排出削減を支援するとともに、気候変動領域におけるイノベーター(革新者)としての私たちの可能性を拡大していく」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕日立製作所のロゴマーク
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