- 2021/09/13 掲載
KDDI、米スペースXと提携=衛星活用、過疎地でもつながりやすく
KDDI(au)は13日、米宇宙開発企業のスペースXと業務提携したと発表した。同社の人工衛星を活用し、これまで電波が届きにくかった山間部や離島などの過疎地、災害時での通信をつながりやすくする。2022年の実用化を目指す。
スペースXの最高経営責任者(CEO)は米電気自動車メーカー、テスラの創業者イーロン・マスク氏が務める。通常より低い軌道に衛星を多数配置し、高速大容量の通信サービスを提供しているという。
KDDIは、光回線整備に費用がかかる山間部などで基地局の通信手段としてこのサービスを導入する。高橋誠社長は13日のオンライン記者会見で、「高速体験を日本中どこでも(できる)ということに活用する」と述べた。高速大容量規格「5G」への活用も探る。
【時事通信社】 〔写真説明〕オンライン発表会で米スペースXとの提携を発表するKDDIの高橋誠社長(KDDI提供)
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