- 2021/09/17 掲載
台湾、EUに通商交渉の早期開始を呼び掛け
EUは16日にインド太平洋戦略を発表し、台湾と通商交渉を進める方針を示した。
EUは、蔡英文氏が台湾総統に就任する前年の2015年に、二カ国・地域間投資協定締結を念頭とした貿易パートナーのリストに台湾を含めたが、これまで交渉は行っていなかった。欧州議会は台湾との通商協定締結を支持している。
台湾外交部(外務省に相当)は17日、「EUに対し、欧州議会の決議にのっとり、台湾との二カ国・地域間投資協定の範囲の定義付けや影響評価など、交渉に先立つ作業を可能な限り早期に開始するよう求める」と表明。
「台湾は、民主主義、自由、人権、法の統治などの核心的価値をEUと共有するパートナーとして、半導体、その他関連戦略産業のサプライチェーン(供給網)再編、デジタル経済、グリーンエネルギー、パンデミック後の経済回復について引き続き協力を強化していく」とした。
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