- 2021/09/17 掲載
新生銀、対SBI防衛策導入=賛否留保も対決姿勢鮮明
新生銀行は17日の取締役会で、インターネット金融大手SBIホールディングスのTOB(株式公開買い付け)に対し、新株予約権を使って同社の持ち株比率を下げる買収防衛策の導入を決議した。来月以降開く臨時株主総会で発動の是非を諮る。TOBへの賛否は留保しているが、対決色を鮮明にしている。
新生銀は、買収後の経営方針をただす質問状をSBIに送付するとともに、10月25日のTOB期限の延長を求める。これにより、臨時総会に向けて株主が意思決定するための判断材料や時間を確保する狙い。
【時事通信社】 〔写真説明〕新生銀行本社の看板=東京都中央区
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