- 2021/09/23 掲載
ゼロ金利解除、22年に前倒し=11月にも緩和縮小決定―米FRB
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催した。終了後に公表されたFOMC参加者の政策金利見通しでは、事実上のゼロ金利を解除し、利上げを開始する時期が2023年から22年に前倒しされた。
終了後に公表したFOMC声明では「資産購入ペースの減速が近く正当化される」と指摘。国債購入などを通じた量的緩和策の縮小開始を早ければ11月にも決定することを示唆した。決定後、速やかに着手するとみられる。新型コロナウイルス危機への対処で導入した大規模な金融緩和からの脱却を進める。
今回の会合では、政策金利を年0~0.25%に据え置き、量的緩和策で米国債などを買い入れるペースを月額1200億ドルで維持することも決定した。
【時事通信社】
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