- 2021/09/24 掲載
全国コアCPI、8月は前年比変わらず 宿泊料が過去最高の伸び
前年同月比でマイナス圏を脱するのは2020年7月以来。
ロイターがまとめた民間予測に一致した。携帯電話の通信料は前年同月比44.8%下落。総合CPIの下落幅を1.23ポイント拡大した。通信容量の低いプランで安い料金が出てきた影響で、前月の39.6%下落から下落率が拡大した。宿泊料は46.6%上昇し、前月の17.3%上昇を大幅に上回った。
エネルギー価格は5.5%上昇と、前月の5.8%上昇から伸び率が縮小した。このうち、電気代は0.9%上昇と19年9月以来のプラス転換。原油高で発電コストが上昇した影響が出た。
総務省の担当者は政策要因やエネルギー価格を除けば、物価は上昇基調にあるとの見方を示した。
8月の総合指数は前年同月比0.4%下落した。生鮮野菜が18.0%下落して指数を押し下げた。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は0.5%下落した。
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