- 2021/09/29 掲載
FRB議長に内部規定巡る厳しい質問、議会公聴会
前日には、金融商品への投資を巡り批判が高まっていたダラス地区連銀のカプラン総裁とボストン地区連銀のローゼングレン総裁が退任すると発表したばかり。
ラファエル・ウォーノック議員(民主党)は「中央銀行のイメージが著しく傷ついた」とし、パウエル議長に対しFRBの「公平性」を守るためにどのような措置を取っているか説明を求めた。
このほか、銀行委のシェロッド・ブラウン委員長(民主党)は、FRB政策当局者による個別株の保有を禁止する法案の提出を計画していると明らかにした。
パウエル議長は「(FRB当局者が行った)投資が既存の規則に沿ったものだったとしても、規則そのものに問題があり、慣習と情報開示の改善が必要であることは明らかだ」とし、「これを機会に対処していく」と述べた。
エリザベス・ウォーレン上院議員(民主党)は、FRBを率いるにはパウエル氏は「危険な人物」と厳しい言葉を浴びせ、来年2月に任期が切れるパウエル氏の再任には反対票を投じると述べた。
ホワイトハウスはパウエル氏の任期切れ後について、まだ何も決定していない。
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