• 2021/10/01 掲載

午前の日経平均は大幅続落、米株安嫌気し2万9000円割れ

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 1日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比590円83銭安の2万8861円83銭となり、大幅続落した。前日の米国株式市場の下げを嫌気して幅広く売られ、ほぼ全面安商状となっている。日経平均は、取引時間中としては9月3日以来となる2万9000円割れとなった。

9月30日の米国株式市場では、インフレ高進や予算を巡る与野党の膠着を巡る懸念が重しとなり主要株価3指数は総崩れした。S&P総合500種は月間で、新型コロナウイルスの世界的感染拡大初期以来の大幅な下げを記録した。

これを受けて日本株も売り優勢でスタート。朝方に発表された9月日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が予想を上回ったことや直近の急な下げに対する突っ込み警戒感があったことで下げ渋る場面があったものの、時間外取引で米株先物が軟化するにつれて株価全般は下げ足を速めた。

三菱UFJモルガンスタンレー証券・チーフ投資ストラテジストの藤戸則弘氏によると、中国恒大集団の債務問題はハードランディングが避けられるとの見方が広がったものの、今度は米国の債務上限問題がクローズアップされており「景気鈍化の懸念もあって米国株式の先行きに不安が生じ、その警戒感から日本株も売られるようになってきた」という。

TOPIXは2.03%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8007億1500万円。東証33業種では、鉱業を除く32業種が値下がりとなっている。

個別では、トヨタ自動車をはじめ主力銘柄が総じて軟調。任天堂など前日の引け間際に買われた日経平均新規採用銘柄が大幅安となった。半面、NTTがしっかりとなっている。

東証1部の騰落数は、値上がりが182銘柄、値下がりが1951銘柄、変わらずが39銘柄だった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます