• 2021/10/05 掲載

航空業界の純損失、22年は116億ドルに縮小=IATA

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ボストン 4日] - 国際航空運送協会(IATA)は4日、2022年の航空業界の純損失額が116億ドルとなり、21年の518億ドルから大幅縮小すると予測した。新型コロナウイルス禍からの回復が進むため。

21年の純損失額は4月時点予想の477億ドルから膨らむと予測。20年の純損失額も1264億ドルから1377億ドルに修正した。

全地域の航空会社の業績が改善すると予想されており、北米の航空会社は22年に損益が黒字化すると予測されている。

IATAのウォルシュ事務局長は年次総会で「危機の最も深刻な時期を過ぎた。深刻な問題は残っているが、回復への道筋が見えてきた」と述べた。一方、IATAは各国政府に対して国際線利用者数が回復するまで賃金支援策や着陸料の減免の維持を求めた。

IATAは22年の外国旅行需要が倍増し、19年の44%の水準に達すると予測。ただ、新型コロナワクチン接種率に加え、政府が課す国境制限の解除が回復のペースを左右するとみられる。

各国政府が予防接種を新型コロナ禍から脱する手段と考えているため、ウォルシュ氏は希望する誰もがワクチンを接種できるようにする必要があると訴えた。

国内旅行需要は22年にはパンデミック前の93%となり、21年より20ポイント改善すると予想した。

22年の総旅客数は34億人となり、21年の23億人から増加すると予測している。ただ、19年の45億人は依然として大きく下回る見込み。

22年の旅客収入は、前年比約67%増の3780億ドルに急増する見込み。航空貨物需要は19年の水準を13.2%上回り、引き続き脚光を浴びるとの見通しを示した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます