- 2021/10/05 掲載
フィッチ、中国不動産開発の花様年を4ノッチ格下げ
同社の財務状況が不透明であることから、4日に期限を迎える2億0800万ドルの支払いが行われない「重大な」リスクがあると警告した。
契機となったのは、花様年が9月28日、私募債のプットオプションを行使した債券保有者に対する1億ドルの支払いを行わなかったとするメディア報道だった。
フィッチは「この社債は同社が保証していたが、会社の財務報告書には開示されていなかったようだ」とした上で、「この社債の存在は、同社の流動性が従来予想よりも逼迫している可能性を示唆すると考えられる」と述べた。
フィッチによると、花様年は来年末までに約20億ドルの国際債の支払いと、約10億ドル(64億元)の国内債の支払いを控えている。
PR
PR
PR