- 2021/10/15 掲載
米シティ、第3四半期は48%増益 貸倒引当金戻し入れが寄与
純利益は46億ドル(1株当たり2.15ドル)と、前年同期の31億ドル(同1.36ドル)から48%増加。リフィティブがまとめた1株利益のアナリスト予想平均は1.65ドルだった。
新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)を受け積み増した貸倒引当金のうち、11億6000万ドルを戻し入れたことが増益に寄与。前年同期は引当金を4億3600万ドル積み増していた。
投資銀行業務の収入は39%増の19億ドル。
純利息収入は前年同期比では1%減少したが、前期比では2%増加。パンデミック発生を受け連邦準備理事会(FRB)が政策金利をゼロ%近辺に引き下げたことで、金融機関の利息収入は減少傾向にあったが、こうした傾向が解消しつつあることが示された。
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