- 2025/07/02 掲載
第2四半期米新車販売、主力メーカーは軒並み増 下半期は波乱含みに
米ゼネラル・モーターズ(GM)は7%増となり、メーカー別の首位を維持。「シボレー」ブランドのクロスオーバースポーツタイプ多目的車(SUV)「トラックス」など比較的低価格の車種の需要が好調だった。
競合する米フォード・モーターは14.2%、トヨタ自動車は7.2%それぞれ伸びた。
韓国の現代自動車も10%増えたが、米法人のランディ・パーカー最高経営責任者(CEO)は「下半期は厳しくなる。多くの逆風が吹いている。金利は引き続き非常に高く、政治的な動揺があるのも明らかだ」と説明した。
全体の新車平均価格が5万ドルに迫る中で、関税の引き上げはフォードの小型ピックアップトラック「マーベリック」やGMのトラックスといった手頃な価格の輸入車に打撃を与えると予想されている。
コックス・オートモーティブのシニアエコノミスト、チャーリー・チェスブロウ氏は「4月と5月に販売台数が伸びる要因となった需要の先取りの多くは飽和しており、今後数カ月間は消費者からの需要が軟化する見通しだ」と指摘した。
一方、ワーズ・インテリジェンスが1日発表した6月の米新車販売台数は約125万台となり、季節調整済みの年率換算では1534万台となった。
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