- 2021/10/20 掲載
ソフトバンクG出資オートストア、ノルウェーで20年ぶりの大型IPO
株式時価総額は1035億クローネ(124億ドル)となる。同国の新規上場企業としては、過去20年間で最大。20日にユーロネクスト傘下のオスロ証券取引所に上場する。
新株発行で27億クローネを調達したほか、トマス・H・リー・パートナーズ、EQTなど既存の株主も153億クローネ相当の株式を売り出した。
カーリ・ヨハン・リエール最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、IPOで調達した資金は主に負債の圧縮に充てると発言。負債比率を現在の5─6倍から2.5倍前後に引き下げる計画を明らかにした。
オートストアは1996年の創業。倉庫の自動化に使用するロボット2万台を35カ国以上に展開している。顧客にはASDA、グッチ、ルフトハンザなどが含まれる。ロボットは商品の保管・回収に利用されている。
ソフトバンクグループは4月にオートストア株の40%を28億ドルで取得。同社の事業価値を約70億ドルと評価した。ソフトバンクグループはIPOで株式を売り出さなかった。
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