- 2021/10/21 掲載
カナダCPI、9月は前年比4.4%上昇 約18年ぶり高い伸び
スコシアバンクの資本市場経済部門バイスプレジデント、デレク・ホルト氏は、足元のインフレ圧力はベース効果などの要因で片付けられず、「なお持続的なオーバーシュートになっている」と述べた。
中銀が景気の伸び悩みを判断する際に最も重視するCPIコモンは1.8%上昇と横ばいだったが、CPI中央値は2.8%上昇、CPIトリム値は3.4%上昇に加速した。
CPIを受け、カナダドルは上げ幅を縮小した。
TDセキュリティーズのカナダ担当チーフストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は「カナダ銀行(中央銀行)は現行のインフレ高進は一過性だと断言しており、この見方が変わるとは思えない」と述べた。
カナダ銀行の金融政策決定会合は来週予定されている。
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