• 2021/10/21 掲載

テーパリング条件満たす、利上げ「時期尚早」=クォールズFRB理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクォールズ理事は20日、量的緩和の縮小(テーパリング)を開始する時期に至ったものの、インフレの高まりが来年にかけ和らぐ公算が高い中、利上げに踏み出すことは「時期尚早」という見解を示した。

クォールズ理事は講演原稿で「雇用と物価安定の二大責務の達成に向けFRBがさらなる著しい進展を遂げたことは明白で、11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングに着手し、来年半ばまでに完了する決定を支持する」と言明した。

年内および来年の米経済成長は堅調に推移する見通しとした上で、労働力需要は引き続き供給を大きく上回り、賃金に上昇圧力を掛けているほか、サプライチェーン(供給網)のボトルネックが生産と流通を混乱させ、物価を押し上げているとの考えを示した。

こうした要因によって、インフレ率はFRBの目標を超え上昇しているものの、来年には鈍化する公算が高いと指摘。FRBがインフレへの対処で後手に回っているわけではないとし、「一時的に中断されている供給と整合させるために現時点で需要を制限することは時期尚早だろう」と述べた。

さらに、FRBは引き続き労働市場の回復に一段の時間をかける政策に忍耐強い姿勢を維持できるとし、インフレが来年も高止まりするようであれば、「FRBの有する政策手段によって、目標の2%に低下させることは可能と確信している」とした。

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます