- 2021/10/23 掲載
スイスLIBOR、EONIAの代替指標を来年導入=EU
スイスフラン建てLIBORとEONIAは、住宅ローンや銀行の当座貸越、その他の複雑な金融取引などさまざまな金融契約の基準金利となっているが、今年末で公表を終了する予定。
近年、LIBORなどの基準金利が不正操作され、世界の大手銀行が数十億ドルの罰金を科せられた事態を受け、世界の規制当局はリスクのない基準レートへの移行を目指している。
EUの幹部は、スイスフラン建てLIBORやEONIAを基準とする契約が残っているため新たな金利指標が必要だとしている。
欧州委員会は「法定置き換えは2022年1月1日付で自動的になされ、契約当事者の介入を必要とせずに契約を継続できる」とコメントした。
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