Ｈ２Ｏ社長「強い意志で進める」＝関西スーパーとの経営統合

近畿圏を地盤とする関西スーパーマーケットとの経営統合が決まったエイチ・ツー・オー（Ｈ２Ｏ）リテイリングの荒木直也社長は５日の決算発表記者会見で、統合後の事業計画を「強い意志を持って進める」と表明した。その上で、「まずは収益力を高めることが大事だ」と述べた。

関西スーパーの臨時株主総会が１０月２９日に開かれ、Ｈ２Ｏとの統合が承認された。荒木社長は「統合は規模を拡大し、われわれの食品事業のクオリティーを高める上で大きなプラスになる」と意義を強調。「（統合への）賛同に応えられる結果を残していかなければいけない」と決意を語った。

【時事通信社】 〔写真説明〕決算について記者会見するエイチ・ツー・オー（Ｈ２Ｏ）リテイリングの荒木直也社長＝５日午後、大阪市北区