• 2021/11/10 掲載

豪消費者信頼感指数、11月は前月比0.6%上昇 雇用見通し改善

ロイター

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[シドニー 10日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が10日公表した11月のオーストラリア消費者信頼感指数は前月比0.6%上昇した。豪経済に対する楽観的な見方が家計への懸念を上回った。また、雇用見通しの改善も見られた。

11月の消費者信頼感指数は105.3と、前年比では2.2%低下したものの、依然として楽観的な見方が悲観論を上回った。10月の指数は前月比1.5%低下していた。

ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は、雇用の見通しが1990年代半ば以降で最高の水準に回復したことが最大の変化だと指摘。「男女を通じて信頼感が歴史的な高水準にあり、特に女性の信頼感は1975年に付けた過去最高に迫るほど高い水準だ」とした。

新型コロナウイルスワクチンの接種拡大でシドニーとメルボルンの行動制限が緩和される中、景況感はここ数カ月でおおむね改善してきた。

向こう1年の経済見通しを示す指数は3.3%上昇、向こう5年では2.6%上昇した。

一方、1年前と比べた家計状況を示す指標は4.5%低下。今後1年間の家計見通しを示す指数は0.7%低下した。低下の要因としては、インフレ加速を巡る報道や利上げ観測が考えられる。

主要な家財道具を購入する良い機会かどうかの判断に関する指数は1.8%上昇。ただ、前年比では7.8%低下した。

クリスマス関連の消費意欲に関する質問では、消費を減らすとの回答が26%で過去最低となり、消費を増やすとの回答が10%だった。

エバンズ氏は「消費を増やすと回答した割合から消費を減らすと回答した割合を引いた差は調査開始以来で2番目の大きさとなった。消費者は過剰消費には気を付けつつも、これ以上は消費を減らさない考えのようだ」と分析した。

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