- 2021/11/11 掲載
米CPI、10月は前年比6.2%上昇で90年11月以来の伸び率
前月比は0.9%上昇。9月の0.4%上昇から加速し、予想の0.6%を上回った。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.6%上昇。前月は0.2%上昇、市場予想は0.4%上昇だった。
前年同月比では4.6%上昇と、91年8月以来の大幅な伸びとなり、2カ月連続で4%台で推移した。市場予想は4.3%上昇だった。
ウェルズ・ファーゴのシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「供給の混乱とサービスの回復は、予想を上回る高インフレが米連邦準備理事会(FRB)の想定以上に持続する可能性があるという著しい懸念につながっている」と指摘。「来年にはモノのインフレがサービスのインフレにシフトすると予想するが、全ての兆候はサプライチェーンのボトルネックが短期的にインフレをあおり続ける様子を示唆している」と述べた。
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