- 2021/11/12 掲載
コンテナ海運ハパック・ロイド、1─9月の純利益10倍に 運賃高騰
1─9月の純利益は56億ユーロ(64億1000万ドル)。前年同期は5億3800万ユーロだった。年内は増益率が高水準にとどまる見通しという。
新型コロナウイルスの流行に伴う供給網の混乱では、港湾の混雑で輸送に遅れが生じている。
ロルフ・ハベン・ヤンセン最高経営責任者(CEO)はロイターに、2月1日前後の中国の春節ごろから第2・四半期末までに、混乱がある程度緩和すると予想。ただ「新型コロナの流行は収束しておらず、2022年は通常の年にはならないだろう」と述べた。
1─9月の売上高は60%増の150億ユーロ。主にTEU(20フィートコンテナ換算)当たりの平均運賃が66%上昇し1818ドルとなったことが寄与した。
1─9月の輸送コストは16%増の74億ユーロ。船舶燃料のコストが12.4%上昇し1トン当たり452ドルとなった。
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