寄り付きの日経平均は反落、トヨタ自は連日の上場来高値

［東京　１６日　ロイター］ -

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比２７円０９銭安の２万９７４９円７１銭となり、反落してスタートした。寄り付き後は一時プラス圏に浮上したが再びマイナス圏に転落し、上値の重い展開が続いている。米債市場で１０年債利回りが一時１．６３％と１０月２７日以来の水準まで上昇した流れを受け、東京株式市場ではハイテク株を中心にさえない値動きとなっている。

ＴＯＰＩＸは０．１０％高の２０１０ポイント近辺と小幅高。東証３３業種では、保険業、繊維業、空運業などの２０業種は値上がり。半面、サービス業、機械、精密機器などの１３業種は値下がりとなっている。個別では、トヨタ自動車が１％超高となり連日の上場来高値更新となっている。