• 2021/11/19 掲載

VW、08年時にエンジン計画を公表すべきだった=ドイツ裁判所

ロイター

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[ベルリン 18日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正をめぐり、同国の裁判所は18日、VWが2008年時点で不正のきっかけとなったエンジンに関する計画を公表すべきだったとの見解を示した。投資会社デカ・インベストメントがVWと筆頭株主ポルシェ・オートモービル・ホールディングを相手取り損害賠償を求めた訴訟で述べた。

不正は排ガスを制御するソフトウエアの利用が始まったとされる08年までさかのぼる。VWは15年に不正を認めた。

独ブラウンシュバイクの裁判所はこの日、不正発覚後のVW株急落に対する補償を投資家が請求できるかについて、取締役会メンバーのだれか1人でもエンジン計画が不正行為に当たると認識していたことが証明できるかどうかで決まると指摘した。

VWは声明で「当社取締役会は15年夏まで、米国のディーゼル車に使用されたソフトウエアに米国の法律で禁止されている機器が含まれているという信頼できる情報を持ち合わせていなかった」と述べた。

裁判所は時効を理由に挙げ、12年7月9日より前についてはVW取締役会が不正を知っていたかどうかを原告側が証明する必要があると指摘。

同年同日以降に関しては、VW側が08年に声明を出さなかったことが故意でも重大な過失でもない点を証明しなければならないとの判断を示した。

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