- 2021/11/24 掲載
JPモルガン、金融システム上最も重要な銀行に FSBが再指定
約10年前の世界金融危機時に銀行が公的資金で救済されたことを受け、規制当局は世界的にシステム上重要な銀行を毎年選出している。選出された銀行は重要度の区分に従って追加的な自己資本の蓄積やリスク資産の抑制などの義務が課される。
今回の変更により、JPモルガンはリスク加重ベースで資産の2.5%の自己資本上乗せが義務付けられる唯一の銀行となる。BNPパリバとゴールドマンも資本上乗せ幅が増加するが、これらの銀行はすでにFSBの要件を上回る資本バッファーを有している。
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