• 2021/12/09 掲載

午前の日経平均は小反落、前日までの大幅上昇に警戒感

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
[東京 9日 ロイター] - 9日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比42円09銭安の2万818円53銭と小反落した。オミクロン株への不安は後退しつつあるが、前日までの大幅な上昇に対する警戒感や2万9000円に近づくと戻り売りが厚くなると懸念され、小幅安の水準で小動きに終始した。商いも細っている。

8日米国株式市場は続伸となった。米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンについて、3回の接種を行うことで新たな変異株「オミクロン株」に対しても高い効果があることが確認されたと発表。これが好感される格好となった。

ただ、日本株は朝方から上下いずれも大きく振れることはなく、日経平均は前日比小幅安の水準で一進一退。テクニカル面で時価水準よりやや上値に位置する200日移動平均線が意識され、戻り売りが出やすいという。さらに、明日のメジャーSQ(特別清算指数)の算出や、来週にはFOMCを控えるため、売り買いともに新たなポジションが取りにくいとの指摘もある。

市場では「オミクロン株に関して好材料が出たものの、直近で日経平均が急な戻りを演じたことや、FOMC控えとあって、大きく動きにくい」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.33%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0814億2000万円と細っている。東証33業種では、金属製品、繊維業、機械が下落し、空運業、ゴム製品などが上昇した。

個別では、ソニーグループなど主力銘柄にさえない銘柄が目立ち、商船三井など海運株も軟調だが、レーザーテックなど半導体関連株の一角が小じっかりだった。

東証1部の騰落数は、値上がりが657銘柄、値下がりが1398銘柄、変わらずが128銘柄だった。

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます