- 2021/12/15 掲載
消費者物価、様々な経路経て2%に近づく可能性ある=黒田日銀総裁
CPIの水準は「携帯電話通信料引き下げの影響が1.5ポイントあり、実力としては(直近のプラス0.1%より)もう少し上」と指摘した。その上で「様々な経路を経てCPIが2%に近づいていく可能性はある」と述べた。
立憲民主党の階猛委員に対する答弁。
階氏は足元の物価上昇がスタグフレーションでも、現行の大規模金融緩和を継続するのかと質問。黒田総裁は「スタグフレーション的な状況にいまなっているとは思っていない」と語った。あくまでも経済が成長して企業収益が増え、賃金上昇を伴う形での物価上昇が望ましいとの見解も述べた。
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